最小限の投資で税理士試験2科目の合格を目指したシリーズ第7回です。
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7.実際の勉強内容、やったこと、やらなかったこと
では、実際の勉強内容ですが、どのようなことをやったか具体的に記載します。
テキスト
少なくとも簿記2級レベルの知識はあるため、テキストは試験に必要と思われる部分を単純に読みました。
最初に1周、一通り勉強が終わった後でもう1周の計2周読んでいます。
(最初のパラパラ流し読むのを入れると3周)
テキストにない基準(テキスト出版後に改正された基準など)はASBJのホームページからダウンロードして読んでいます。
なお、テキストの章立てで、一部でも目を通した部分は
- 財務会計の基礎概念
- 複式簿記の基本原理
- 資産会計総論
- 流動資産
- 棚卸資産
- 固定資産
- 負債
- 純資産
- 収益と費用
- キャッシュ・フロー
- 連結財務書類
- 金融商品
- デリバティブ
- リース
- 減損
- 研究開発費とソフトウェア
- 退職給付
- 新株予約権
- 企業結合
- 事業分離
- 外貨換算
となります。
一方、会計制度の部分や上記で挙げた中でも連結財務書類の持分法など込み入った部分、四半期のようなそもそも出そうにない部分は飛ばしています。(例えば連結に関しては全体の3分の2はそもそも開いておらず、残りの3分の1の中で必要な部分を下記の観点から拾って読んでいるイメージです。)
上記の項目の中で、特に「会計制度理論の部分」と「一番基本的な処理・仕訳の形の部分」を特に読み込んでいます。
実質的に読んでいる箇所はテキスト全体の3割もないと思います。
テキストでは「〇〇の場合」というような場合分けなどがありますが、そこには深入りせず、基本のやり方のみ通読し、その他の部分は見たことのない勘定科目が出ているかどうかくらいのチェックだけしています。
財務諸表論対策としては、いわゆる「結論の背景」部分を中心に読んでいます。
テキストでは色々と書かれていますが、ここは試験で書かされることはないだろうと思ったところは飛ばします。
あくまで目標は、限られた時間の中で読める部分だけ読むことです。
5時間で一周すると考えたら、5時間で読めないと思う部分は飛ばしていきます。
時間ありき、制限時間の中で最善を尽くすという考え方で、「これくらいの時間がかかるから何時間の勉強が必要」、ではなく、「この時間で終わらせなければならないので、ここは見ることができない。」という発想での勉強をしています。
読むためにこれだけの時間がかかるという発想でスケジュールはたてていません。このスケジュールの中で終わらせるにはどうすればいいかを起点としています。
その際の確認でどういった点を重視していたか、ポイントを以下に記載します。
簿記論対策で読むポイント
- どういう取引なのか、どういう経済事象が発生しているのか(交換であれば何かをあげて、何かを受け取る。のような日本語の理解)
- どういう仕訳を切るのか。仕訳の形はどういう形になるのか
- それらを踏まえ、応用例はともかく基礎的にはどういう仕訳になるのか
を中心に読んでいます。
財務諸表論対策で読むポイント
- どういう背景で基準を作る必要ができたのか
- 国際的な基準ではどのような考えかたか
- この処理に決まったほか、検討段階ではどういう処理が考えられていたのか
- 何がキーポイントとなって日本基準はこの処理にしたのか
を中心に読んでいます。
問題集
問題集は、自分で解くというよりも、回答を確認することにかけた時間の方が長いと思います。
問題を解く前に、問題を見てこれは解けると思ったものは解かず、これは解けないと思った問題のみ実際に解いています。
詳細は次回のスケジュールの中で月別の実施事項を記載します。
過去問・予想問題集
基本的には簿記論・財務諸表論ともに問3の問題のみを時間を計って解いています。
特に問3は個別の処理ができても、集計で間違うこともあるため、個別の処理ができるか、集計はどうすれば間違えないかという部分を分けて考え、それぞれ練習しています。
詳細は次回のスケジュールの中で月別の実施事項を記載します。
次回

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