【独学】どのくらいの費用と勉強時間で税理士試験(簿記論・財務諸表論)に合格できるか挑戦した話⑧(スケジュール①5-6月)

勉強・スキルアップ

最小限の投資で税理士試験2科目の合格を目指したシリーズ第8回です。

前回はこちら

【独学】どのくらいの費用と勉強時間で税理士試験(簿記論・財務諸表論)に合格できるか挑戦した話⑦(実際の勉強内容の要点)
実際の勉強方法を記載しています。今回のチャレンジの肝となる部分です。
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8.月別スケジュール

月別のスケジュールと勉強時間をまとめました。

初めから記事に書くつもり受験勉強を進めており、勉強時間は逐次メモをとっていたので、時間数はそれなりに正確な値だと思います。

・5月(51時間)

簿記論・財務諸表論共通

テキストの確認(12時間)

まずはテキストを一周し、知らない論点がないかなどをざっくり確認することとしました。

また、テキストに載っていない基準(テキスト出版後に公表された会計基準)のダウンロードを実施しました。

ここでは、テキストでは知らない基準の確認程度、ダウンロードした基準はどういうものなのかをネットで基本的な処理を調べる程度の勉強となります。

過去問の確認、出題傾向、問題内容(5年分×2科目)(6時間)

ポイントは期間を置かずに、年度順に目を通すことです。

そうすると初見ながら、ここで試験委員が変わったなというのがわかりましたし、例えば「ゴルフ会員権」は令和元年と2年で同じ出され方をしているな。今年も出るなら同じ解き方でいいな。等アタリが付くようになります。

テキストの再確認(20時間)

過去問の内容を踏まえて、テキストの必要個所を精読

詳細な方法は過去記事を参照願います。

簿記論(10時間)

TAC個別問題問題集の確認(できるところとできないところの分類、付箋張り)

そもそも問題を解くかとかないかを決めるために回答をパラパラ見て不安なところがあるかどうかで決めるという形で実施しています。

一部は回答を読んだりとかもしていました。完璧に確認だけするという厳密なタスク分解はできていません。

財務諸表論(3時間)

TAC個別問題問題集の確認(できるところとできないところの分類、付箋張り)

簿記論と同じ作業をしています。

6月(54時間)

簿記論・財務諸表論共通

個別問題集(20時間)
  • 付箋を貼った個所の実施
  • 付箋が張ってある箇所のみを実際に解いてみる
  • 解けたら付箋をはがす、解けなかったらつけたまま放置
  • 期間を開けて再実施

という形で、一度解けた問題はもうやらない。解けなかった問題は解けるまでやるとうことを実施しています。

要は

  • 解けると思うなら改めてやらない
  • 不安なら一回やってみる
  • やってみて解ければもうやらない
  • 解けなかったらできるまでやる

とこれだけです。

簿記論

総合問題集(10時間)

総合問題集を実施しています。

すべての問題を解いたというよりも、その総合問題集の小問でできない処理がないかを確認する作業といったほうが近いかと思います。

財務諸表論

総合問題集基本・応用(14時間)

初旬以降は総合問題集を実施しています。

すべての問題を解いたわけではなく、問題を解く前に、内容を一読して、頭の中でだいたい解けると思えばその問題は飛ばしました。

ですので、基本問題の方はほとんど実施せず、回答を読んだ形です。

(応用)のほうは後半の問題を一通り解いてみて、得点を採点し、60点を超えなかった問題は再度解きなおしました。

過去問(10時間)

6月中旬の終わりから財務諸表論の過去問を解き始めました。

2時間実施すると1日の勉強時間をオーバーしてしまうため、1.5時間で問題を解き、30分で答え合わせというサイクルで実施しました。

もちろん普通にやると時間が足りないので、論文記述の部分はキーワードだけ書くなどで時短を図りました。

4年分を4日間で行い、5日目に2週目の第1回過去問を実施した際、2周目であれば60点は超えると確信したため(まあ4日前に同じ問題をやっていますので(笑))、財務諸表論の勉強はここまででストップとしました。

総合問題は簿記論の練習で勝手に伸びていくだろうと思われたことも理由となります。

次回

【独学】どのくらいの費用と勉強時間で税理士試験(簿記論・財務諸表論)に合格できるか挑戦した話⑨(スケジュール②7-8月)
税理士受験シリーズ、月別スケジュールの後編(7-8月)です。

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