不動産鑑定士試験などの論文式試験を受験する方の大きな悩みの一つに、「文字が雑、読みにくい」ことがあるのではないでしょうか。
読みにくい字は
- 試験委員の先生に読んでもらえるか
- 誤解されないか
- 文字が雑なことで減点されないか
等いろいろ不安になると思います。
もちろん試験委員の先生方は、どんな字でも読もうと努力してくださいますので、過度な心配は不要ですが、それでも読みにくい文字で書いたほうがいいに決まっています。
ここではそのような不安を解決するツールとして万年筆をお勧めします。
万年筆を使うメリット
疲れにくい
万年筆はボールペンと異なり、筆圧がなくても文字が書けます。
それはボールペンが、ペン先のボールを転がしてインクを紙面に乗せているのに対して、万年筆は毛細管現象を利用して、インクがペン先から紙に写っていくためです。
これにより、サラサラと紙の表面をなでるだけで文字を書くことができるため、腕・指が疲れにくいです。
早く書ける
上記の通り筆圧が不要で文字が書けるため、とにかく文字を書くスピードが上がります。
ボールペンで字を書くと、紙がやや掘られるような形になると思います。
これは紙に力を込めてインクを載せているからです。
このような力をこめる負担がない分、万年筆で文字を書く速度は速いです。
ややきれいに書ける
文字を書く際に力を入れなくてよいため、無駄な力がかかりにくく、力の抜けたやわらかい字が書けます。
筆で書くように滑らかにインクが紙に乗るため、字が雑な人でもきれいな字が書け(ると思い)ます。
私自身はとても字が雑な速記タイプなのですが、万年筆を使って書いた際には他人が読める字を書くことができていました。
以上様々なメリットがあるため、ぜひ一度万年筆を試してみてはいかがでしょうか。
全く高いものではなくて大丈夫です。
2,000円程度のエントリーモデルで十分効果を実感できるでしょう。
おすすめの万年筆↓
お気に入りのペンを使うことは勉強時間も楽しくなります。
このようなところにこだわるのも受験勉強が楽しくなる一因になれば幸いです。
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