人生を振り返って考える仕事の選び方(好きより得意で生きていく)

科学・哲学

今回は新卒就活、転職、独立、引退と社会人・サラリーマン人生を終えて改めて感じた仕事選びの観点を投稿します。

私の結論は「好きなことよりも、得意なことを仕事にした方が幸せになれる」です。

世の中には好きなことだけして生きていくことを、もてはやすような情報商材や、インフルエンサーも多くいますが、思いのほかつらいことも多いです。

私は好きなことを仕事にした経験もありますが、その辛さを体感しました。

ここでは好きなこと軸だけで選んだ仕事の辛さと、得意なことを仕事にすべきと感じたポイントを記載します。

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好きなことを仕事にした際の辛さ

仕事には期日があります。

いくら内容が好きなことだといっても、期日に追われて様々なことを効率的にこなしていくというのは大変です。

また、クライアントの要望に応えることが必要な以上、好きな仕事であっても気が進まないものややりたくないことというのもあると思います。

私はそういった小さなストレスを日々重ねることで、好きだったことでも次第に避けていくようになる感覚がありました。

好きなことは好きなこととして趣味で楽しむ。たまにおこづかい稼ぎとして、クライアントに強く求められ、かつ自分でも楽しめる範囲でのみ行う。という形で仕事を見直した結果、また自分で楽しめるようにはなりましたが、好きなことでも仕事として行えばこれまでの趣味とは性質が変わってしまうということを実感しました。

得意なことを仕事にする良さ

得意なことを仕事にすることの一番のメリットは、自分はたいして労力を割いていないにもかかわらず、周りからの評価が高くなることだと思います。

得意分野で仕事をしていると、自分が思っている以上に仕事の成果が上がり、社内・クライアントとの間で役立っている実感がありました。

サラリーマン時代はそれが評価にもつながっていたと思います。

得意ゆえに、標準的な上司の期待よりも早く・かつよい仕事ができたためです。

そしてその正のフィードバックから、いつの間にか得意な仕事が好きになっていくという実感もありました。

まとめ

本日は雑記でしたが、好きな仕事をしているけど何か辛いという方や、就職・転職で迷っている方がいらっしゃいましたら何かの参考になれば幸いです。

個人的には、これまで頑張ってきたからとか、これまでの投資がとか、過去に使ってしまったあらゆるコスト(サンクコスト)のことは考えず、未来だけをみて仕事を考えた方がいいと思います。

こんなに労力をかけて頑張ってきたのに今更ほかの業界に転職なんて・・・と思っていると、残りの数十年の社会人生はずっとつらいままです。

10年失敗だったと思っても、30歳なら残り30年以上の社会人人生があるわけです。

正直なところ、40代半ばまでに自分が苦しみなくそこそこ楽しんで働ける仕事を見つけられるなら十分ではないかと思います。

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