問いのあるタイトルですが、様々な試験に合格してきての結論は「国語力」、もっと言えば作問者の考えを読み取る力であると思います。
資格試験は聞かれている問いに答えることが最も重要です。
実は試験は知っていることわかっていることを垂れ流す場ではない。ということを理解する必要があります。
知識を披露する場ではないのです。
相手(作問者)が知りたいと思っていることに答えてあげる場なのです。
これは資格試験合格後の実務でも同じです。
お客様の聞きたいことにこたえるのが専門家です。
そういった意味でも、資格試験の問方というのはある種合理的であるとも思います。
ただ単に詳しいだけ、知っているだけの人は、なかなか専門家としては対生しないでしょう。少なくとも多数のクライアントを満足させることは難しいと思います。
上記のように、相手の知りたいことを読み取る。というのはまさしく国語力です。
その他、試験テクニック的なところでは
・主語述語と修飾語の関係
・採点しやすい文章を書く文章力
等、相手にうまく伝える力というのも必要です。
これも実務で重要な能力となるでしょう。
そしてやはりこれもいわゆる国語力です。
相手の知りたいことを、限られた文章量で、わかりやすく伝える。
という専門家に必須の能力を磨いているのだと考えると、受験勉強にかける時間はしっかりと自分の血肉になっている。
苦しい時期も多いと思いますが、様々な方が資格試験にチャレンジいただけたら嬉しいです。
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