前回に引き続き執筆力についての鍛え方です。
執筆力とは、言葉を理解し、表現し、伝える力のことです。
これは、学業やビジネス、人間関係など、さまざまな場面で必要とされる能力です。
執筆力は生まれつきのものではなく、トレーニングによって向上させることができます。
この記事では、国語力(執筆力)を鍛える方法を紹介します。
国語力(執筆力)を鍛える方法は大きく分けて3つあります。
1. 読む
2. 書く
3. 添削する
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
読む
読むことは、国語力(執筆力)を鍛える基本中の基本です。
読むことで、言葉の意味や使い方、文章の構成や表現法などを学ぶことができます。読むべきものは、自分の興味や目的に合わせて選びましょう。例えば、
– ニュースや教科書などで事実や論理を正確に伝える文章を読む
– 小説やエッセイなどで感情や想像力を豊かに表現する文章を読む
– 難解な本や専門書などで語彙や知識を増やす文章を読む
読むときは、ただ目で追うだけではなく、音読したり要約したりしながら、自分の言葉で理解しようと努めましょう。また、気になった言葉や表現は辞書やネットで調べたり、メモしたりしておくと良いでしょう。
資格試験では特に、論文の模範解答例をたくさん読むというのが当てはまります。
書く
書くことは、国語力(執筆力)を鍛える最も効果的な方法です。
書くことで、自分の考えや感想を言葉にする能力や文章にまとめる能力が身につきます。書くべきものは、自分の好きなテーマやジャンルで構いません。例えば、
– 日記やブログなどで自分の一日や思ったことを書く
– レポートやレビューなどで読んだ本や見た映画などの感想を書く
– 小説や詩などで自分の創作物を書く
書くときは、時間や文字数の制限を設けて挑戦すると良いでしょう。また、フレームワークや起承転結などの型に沿って書くと構成力が鍛えられます。
論文試験ではある程度書き方の型が決まっています。
その型をなぞるように様々な解答例を書いてみることがおすすめです。
添削する
添削することは、国語力(執筆力)を鍛える重要な方法です。
添削することで、自分の文章の弱点や改善点を見つける能力や他人の文章の良さや悪さを判断する能力が身につきます。添削するべきものは、自分の書いた文章や他人の書いた文章です。例えば、
– 自分の書いた文章を読み返して、誤字脱字や文法ミス、不自然な表現などを修正する
– 他人の書いた文章を読んで、内容や構成、表現などに対して意見や感想を述べる
– 自分と他人の書いた文章を比較して、違いや共通点、長所や短所などを分析する
添削するときは、客観的かつ具体的に評価することが大切です。
論文試験では模範解答に対し、こういう論点も加えるといいのではないか?
ここをより深く説明してはどうか?などの観点から、回答の幅を広げていくことが得点力を高めるためのトレーニングとなります。
まとめ
国語力(執筆力)を鍛える方法は、読む・書く・添削するの3つです。
これらの方法を毎日少しずつでも続けることで、国語力(執筆力)は確実に向上していきます。国語力(執筆力)は、一朝一夕に身につくものではありませんが、コツコツと努力することで必ず成果が出るものです。ぜひ挑戦してみてください。
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