不動産鑑定士試験合格者が考える資格試験合格Tips2

勉強・スキルアップ

その他単独の記事になるほどのボリュームではないものの、不動産鑑定士試験等で心掛けていた受験Tipsをまとめて掲載します。

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試験委員対策は予備校の答練を利用

試験委員対策は大切と、どの資格試験でも言われております。

一方で忙しい受験生は試験委員の先生が書いた本や論文を読む時間はないでしょうし、それをかみ砕いて試験に生かすというのも難しいところです。

(特に不動産鑑定士試験や公認会計士試験等、試験委員の先生自体も複数人いるようだと、読むべき本も膨大になります。)

では試験委員対策はどうすればいいかというと、予備校の直前答練の活用です。

各予備校の直前答練では、試験委員の先生の対策を入れ込んでいるものです。

試験委員の先生の傾向から、特に試験に出そうな論点を出そうな形式でプロが出題してくれるのですから、活用しない手はないでしょう。

それが数千円と、本2,3冊分程度の価格で提供してくれるのですから、コストパフォーマンスもとても良いです。

独学派の方も直前答練は活用するなど、臨機応変に対応するとよいと思います。

資格試験にはあうあわないがある

その資格に魅せられて、やりがいをもって受験勉強に取り組んでいる方がほとんどですし、向いている資格、向いていない資格とくくられると気分を害される方もいらっしゃると思いますが、私の知り合いのことも踏まえて書かせていただきますと、やはり、人には向いている試験と向いていない試験があると思います。

私の知り合いで、公認会計士試験に5回失敗している人がいました。(短答は合格したが、論文で3回失敗して短答に戻ったり、短答で落ちたり等)

しかし、その方は鞍替えした不動産鑑定士試験は一発合格です。

多分計算が苦手で暗記や論述が得意な方だったのかと思いますが、向き・不向きがあるのだなあという思いを強く持ちました。

もちろんやりたい仕事、興味のある仕事だから資格を取るのだと思います。

一方、あまりに成果が上がらない場合、自分の適性はほかにあるかもしれない。と思うことも重要な選択かと思います。

人生の時間は限られていますから。

わかる問題は解かない、解説を読まない

私の問題集の勉強法ですが、

「この問題、わかる」と思ったら解きません。

わからない、自信がない問題は解いてみますが、正解していたら解説は読みません。

模範解答の回答プロセスと自分の理解による回答プロセスが違っていても気にしません。

私はできるだけ知らないことを知りたいというのが勉強の根源にあります。

また、自分がしている理解の延長線上で問題を解くということを重視しています。

勉強できる時間は限られているため、何度も何度も同じことを行わないように心がけています。

もちろん、繰り返し解くことで考えや方法を定着させるという勉強法も有用であると思っていますし、私がそのメリットを捨てていることは理解しています。

一方短期で合格したければ、何かしら捨てなければならないとも思います。

今の勉強に行き詰っていたり、思うように進まない方が、色々な手法を試して自分に合った勉強方法を見つける際の1事例として知っていただければ幸いです。

覚えていないのではなく思い出せないだけ

人間は意外なほど多くのことを覚えているものです。

例えば、自分の意識では全く忘れている過去の出来事を夢で見たりするでしょう。

このような経験から私は、勉強内容も忘れるのではなく、思い出せないだけ。と考えています。

思い出せないだけですから、覚えようとするよりも、どうやったら思い出せるかということを第一に考えて勉強を進めています。

何かと関連付けたり、これと似てるな。と思うところを見つけます。

ここはこうすれば思い出せそう。というキーを見つけることが資格試験に有効な暗記方法だと思います。

part1↓

不動産鑑定士試験合格者が考える資格試験合格Tips1
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