こんにちはBearingです。
気象予報士試験に合格後、様々な書籍を読んでいく中で、気象予報士試験受験前にあったらよかったと思う本が3冊見つかりましたので、紹介します。
一般向け
こちらの本は一般の勉強の際に背景理論の理解の助けになります。
雲や雨の出来方の他、すべての気象現象のかなめとなる気圧に関する理論を「気柱のセオリー」という形でわかりやすく解説しており、高層天気図を見る際のイメージを具体的に持てるようになると思います。
読み物としても面白いので、副読本の一冊目としてお勧めです。
専門向け
こちらは専門向けの本で、数値予報や観測を幅広く網羅しています。
細かい専門知識は、私は気象庁のHPで勉強するのが一番だと思っていますが、気象庁HPは体系的に書かれたものではなく、あくまで用語解説的な形で構成されているため、このようにイメージしやすい表現で体系的に取りまとめられた本は、理論の定着率を高めるためにも読んでおくとよいと思います。
コラムも面白いので読み行ってしまう本だと思います。
実技向け
こちらはタイトル通りの本ですが、天気図の見方を勉強するのにうってつけです。
日本で見ることのできるおおよそすべての天気図について、その見方を一つ一つ解説している本になります。
実技の勉強で天気図をどう見るべきかは一番最初に躓くポイントで、テキストでも試験対策に寄った解説がメインとなっているところですが、
この本ではフラットな目線で各天気図の見方を教えてくれるので、視野を広げるためにもおすすめの書籍となります。
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