範囲が膨大な資格試験は書くより音読

勉強・スキルアップ

世間では書くという勉強法がもてはやされていると思いますが、私は受験勉強中はなるべく書かないということを重視していました。

不動産鑑定士試験のように範囲が膨大で複数の科目がある試験では書いて覚えるよりも読んで覚える方が向いていると思います。

その理由は書くのは

  • 時間がかかりすぎる
  • 机に向かわないとできない
  • 手がつかれたことを勉強で疲れたと錯覚してしまう

ことです。

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時間がかかりすぎる

書くのは読むのに比べて数倍時間がかかります。

原稿用紙1枚を読むのは1分でできますが、書くのは10分以上かかるでしょう。

そして、その10倍以上の時間の効果があるとは私には実感できませんでした。

1度書いてその結果を1時間後にかけるかテストするのと

10回音読して1時間後に音読できるかをテストするのでは

私は音読のほうが定着率が高かったことも理由となります。

机に向かわないとできない

書く勉強法は机に向かって、テキストやノートを開き、ペンを用意し・・・と始めるまでにいろいろと準備をする必要があります。

たかがその程度・・・と思われると思いますが、勉強を行う上で一番高いハードルはやり始めることです。

なかなか勉強を始められないけど、やり始めたらすいすい進むという経験をした人は多いのではないでしょうか。

勉強は最初のやりだすまでがハードルです。

些細なことでも躓く可能性があるのなら排除したほうがよいでしょう。

音読であれば、極端な話、寝転がりながらでもできます。

テキストにしおりでも挟んでおけば、ちょっと気が向いたときにさっと開いてそのまま進められます。

一度勉強モードに入ってしまえば、そのあとは問題集に進むなり、発展はいくらでもさせられます。

机に向かわなくても勉強できる姿勢を整えるためにも、音読は取り掛かりとして有効と思います。

手がつかれたことを勉強で疲れたと錯覚してしまう

頭がつかれたときは勉強の効率が下がっているため、休憩をとることが有用でしょう。

一方で、書く勉強法は、頭より先に手がつかれてしまうことが多々あります。

この場合、頭はまだ元気で知識を吸収できるのに、手がつかれたことで頭がつかれたと勉強をやめてしまってはもったいないです。

私はまず手を使わない勉強を行い、最後に手を使う勉強(問題集)等で締めることが、体という資本を使い切る勉強法と思い実践しています。

音読に関するトピックとして下記の記事もご参照ください

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