その他単独の記事になるほどのボリュームではないものの、不動産鑑定士試験等で心掛けていた受験Tipsをまとめて掲載します。
ノートは作らず、テキストに書き込む
別冊でノートを作成して、それにきれいに論点を取りまとめるということを私はしていませんでした。
その理由は、復習をする冊子の数をなるべく減らすためです。
必要なことはできるだけ1冊のテキストの中にまとめて書き込みました。
また、書き込む場所も関連するテキストの場所を探してそこに書き込むこととし、論文で一緒に記載するであろう内容は、すぐ近くに配置するようにしました。
これにより、たくさんの本やノートを見返さなくても、一冊を一周するだけで網羅的かつ関係する要素は感覚を開けずにインプットができます。
開店時間が減ることで回転率も上がるため、より忘れにくくなるという効果もみこんでいました。
足を引っ張る情報は見ない
ネット上では人の足を引っ張る情報や、モチベーションをそぐ情報にあふれています。
そういった情報をついつい見てしまうこともわかりますが、お勧めしません。
そのような情報は勉強を始める前に見つくしてしまうのが望ましいです。
なぜなら、資格取得にプラスな情報もマイナスな情報も当然ありますが、それはこの資格に投資するかという投資判断の問題です。
もちろん、投資期間中に投資の前提を覆すような問題が発覚したならば手を引くべきでしょう。
(例えば地価公示制度がなくなるという決定がされたら、不動産鑑定士という資格そのものの魅力が減ると考えている人は、その決定により意思決定を変更し、損切りすべきでしょう)
しかし、そうでないなら、受験勉強を始める前に、受けるか受けないかの検討時期で、資格取得にマイナスな情報も含めて検討しておくべきです。
受験勉強開始後は、もうその投資をしているのですから、そこからマイナスな情報に惑わされてモチベーションを下げることは避けましょう。
勉強は脳が行っているのですから、脳が「この資格をとってもなあ・・・」という気持ちになってしまえば、記憶を定着させようという機能そのものの効果を最大限に発揮させることがしにくくなります。
締め切りを作る
締め切り前に集中力が高まり、仕事の生産性が上がった。
学生時代には試験直前に勉強を始めて徹夜で何とかなった。
という経験をした人も多いのではないでしょうか。
もちろん資格試験は徹夜では何とかなりません(笑)
しかし、締め切りがあることによって集中力が高まることは科学的に正しいようです。
私も、友人と遊ぶ約束のある日は、それまでに勉強を終わらせようと能率が上がった覚えがあります。
このような脳の特性を勉強で使えるならそれは使わないと損です。
具体的には、自分だけの締め切りを設定して、それに合わせた勉強スケジュールを建てることです。
特に人間の集中力はもって90分ともいわれていますので、90分1サイクルとした学習スケジュールを作るのもよいでしょう。
あるいはもっと短くてもいいかもしれません。
このままのペースだと終わらないな・・・と思った時、意識がはっきりして勉強がはかどる感覚があると思います。
私は区切りをわかりやすく1時間として勉強することが多いです。
part2↓
コメント