【寄稿】気象予報士試験実技、論述頻出ワードまとめ

本稿は筆者Bearringの寄稿になります。

留意事項等は下記リンクページをご参照ください。

よくある記述の文言ポイント(言い回し)をまとめました。

しかしあまり気にしすぎることはなく、例えば解答例と主語が違うとかは気にされなくても合格には影響ないと思われます。

私の合格時の再現答案を下記のページに記載しましたので、どれくらい模範解答例と違っていても合格できるのか、参考にしてみてください。

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位置を答えさせる問題

・進行方向前面、後面

・台風の進行方向右側に

・~にある。

・地上低気圧の〇〇側に850hPaの低気圧がある

・真下に位置している

・北側にある、高緯度側にある

・〇〇に離れた位置にある

・○○近くにある

低気圧の発達に関する問題

・トラフが低気圧と結びつく

・トラフが深まる

・トラフが低気圧を追い越す

・トラフが西側から接近する

・トラフが深まりながら南東進し、低気圧に近づく

・トラフが温度の谷に先行している

温度、湿数などの分布を答えさせる問題

・北に突出しているところの西縁

・〇〇傾度が大きい、勾配が大きい

・(乾燥域など)~がある。

・~が予想される。

・~が最大となる。

・流入している

・領域が広がる

・暖気核がある

・極大値の南西側

移動を答えさせる問題

・〇〇hPaの等圧線の〇〇側に移る

・〇〇海に達する

・〇〇を通り○○に達する

・~に進む

・~から~に進む

雲画像に関する問題

・暗灰色

・白色で明るくうつっている

・明白色

・白く一様

・粒状

・雲の塊

・まとまった雲域は~

・雲の隙間がある

・線上に並んでいる

・寒冷前線の雲バンドがある

・密度が荒く隙間が見られる

・滑らかで白い

・低気圧の中心付近は雲頂高度の低い雲に覆われている

・〇〇に沿ってその西側にある

・暗域は南側に回り込んでいる

等圧線・等高度線・等温線に関する問題

・北縁が北側に凸となっている

・北に盛り上がっている

・等温線が北に凸である

風の分布を答えさせる問題

・明瞭なシア―ラインが形成されている

・上空に向かうにつれて風向が時計回りに変化した

・等温線を横切る北風が吹き

比較させる問題

・共に〇〇となっている

・〇時間後までは〇であるが、〇時間以降は〇

理由を答えさせる問題

・~であるため

・~である

時に関する問題

・~時

・~となる時

・~が持続する

・〇時間後に〇となり、〇時間後に〇になる

・吹続距離が長いため

・気温の下降が始まったため

おまけ

速さと距離の関係

緯度10度=1110km=600カイリ(NM)

緯度1度=111km=60カイリ(NM)

1ノット=1NM/h=1.85km/h=0.514m/s

10ノット=10NM/h=18.5km/h=5.14m/s=12時間で120NM進み、緯度2度に相当する

15ノット=15NM/h=27.8km/h=7.71m/s=12時間で180NM進み、緯度3度に相当する

20ノット=20NM/h=37.0km/h=10.3m/s=12時間で240NM進み、緯度4度に相当する

25ノット=25NM/h=46.3km/h=12.9m/s=12時間で300NM進み、緯度5度に相当する

30ノット=30NM/h=55.5km/h=15.4m/s=12時間で360NM進み、緯度6度に相当する

35ノット=35NM/h=64.8km/h=18.0m/s=12時間で420NM進み、緯度7度に相当する

40ノット=40NM/h=74.0km/h=20.6m/s=12時間で480NM進み、緯度8度に相当する

45ノット=45NM/h=83.3km/h=23.1m/s=12時間で540NM進み、緯度9度に相当する

50ノット=50NM/h=92.6km/h=25.7m/s=12時間で600NM進み、緯度10度に相当する

※24時間はその倍進む。例えば10ノットで24時間であれば緯度4度分(240NM)進む

(正確な換算は気象庁の風速の換算表をご参照ください。)

緯度10度分進むには、50ノットで12時間、25ノットで24時間が必要

TS=34ノット(GW)は時速約63キロ、秒速約17m GWが出ていれば熱帯低気圧は台風になる

STS=48ノット(SW)は時速約89キロ、秒速約25m 暴風域はSWクラス

T=64ノット(TW)は時速約118キロ、秒速約33m 強い台風の基準

TSは一般道の車の速度、STSは高速道路、Tは一発免停の速度です。

ウサインボルトでも秒速12mのため、人類はTSだろうと及びません。

台風について

33m/s 強い・・・TWの基準を満たすともう勢力は強いになります。

44m/s 非常に強い

54m/s 猛烈な

半径500km 大型

半径800km 超大型・・・本州の長さが1500kmのため、台風の大きさが本州を超えると超大型

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