本ブログを含め、世の中には様々な情報が乱立しています。
本ブログでは受験生のために不動産鑑定士試験の受験合格に役立つ情報を提供したいということが目的の一つとなっています。
そのため、不動産鑑定士試験に上位で合格したという実績から、なにか皆さんのお役に立てることはないかと私の経験談や考えを発信しています。
ただし、世の中にあふれる著名人の成功例、ブログなど(本ブログも含め)は、耳障りのいい言葉が並んでいるものです。
- 常人には難しい凄い努力をした人
- もとから頭のいいだろうという人
- 常識とはかけはなれた成功談を持っている人
色々な人がいます。
しかし、これらは多くはたまたま成功した事例の一部であることを忘れてはなりません。
そもそもこういう記事を書く人は、成功した人の中でもさらに+αでその記事まで書こうというちょっと変わった人です。
母集団の中の一般的な人ではありません。
サンプルとしては偏っており、その中でも上位中の上位である可能性が高いものです。
そのような事例をみて、参考にしたり、気分を奮い立たせることができる人であれば問題ありません。
この記事を読まなくても大丈夫です。
この記事はそのような事例をみて自分には無理だと思われた方に読んでいただきたいです。
すべてを鵜呑みにして落ち込むくらいなら見ない方が良い
これらの成功談や方法論を見るときには
- その人の成功要因を分析し、
- 取り入れるところだけ取り入れる
- 自分と相性のいい部分のみ参考にする
等の割り切りが必要です。
その人と自分は全く異なる人間です。
いくら真似をしても同じ道をなぞることはできません。
記事を書いた人が凡人であったとしてもです。
それぞれの人は全く個性や得意不得意が異なるものです。
その人がやっていることができなくても、それはたまたまあなたと相性が悪いだけです。
マネできなくても落ち込むことはありません。
それではどうやってこれらの記事を活用すればよいか
それではどうこれらの記事を活用すればよいでしょうか。
これらは特異な例だとしても、それを実施して合格等の成果を勝ち取った一サンプルでもあります。
よって、同じことをやってうまくいった人がいるというのも事実です。
私は、これらの情報をいくつも集め、その中から「ここは参考にできる。」という部分だけを参考にするのがよいと思います。
絶対にやってはいけないのは、一人の事例を妄信して、それをもとに頑張って、でもできなかったと落ち込むことです。
世に出回っている事例の多くは他人による再現性もないし、その人自身がもう一度やれと言われても時流の変化等もあり、できないものもあります。
起業家の成功談や投資家の儲かった事例等は特にたまたまその人の能力や時代がかみ合って達成できたものです。
再現性などほとんどありません。
これらのメソッドの成功にはその人のやったことがよかったというファクターのほかにも運がよかったということが共通してあります。
しかし、運がよかったと書いたところでその記事は誰にも読まれないので、記事になるときは運の部分を度外視して記載されることになります。
読む側はそこまで考えて記事のどこを受け入れるかを見極める必要があります。
結論
多くの成功事例は運やその時代への適合性等いろいろな要素があって出来上がったものです。
一つの事例や一人の人を妄信的に信じるのではなくて、様々な情報にあたり、自分に合ったものを探してみることをお勧めします。
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