不動産鑑定士試験の独学は可能になったのか

私の受験当時は独学で合格が可能とは考えられませんでした。

というのも、私の受験時は予備校はTAC一択であり、教材もみんな同じものを使い、講義もみんな同じものを受けており、TACの順位がほぼそのまま当日の試験順位に連動するような形だったからです。

しかし、現在はLEC等他の予備校もあり、講義内容そのものも、市販の書籍で十分カバーができるようになってきている気がします。

従って現在の状況で自分が一から不動産鑑定士試験の受験を志すとしたら、どのような選択肢をとるかを考えてみました。

中古教材をヤフオクで購入する

不動産鑑定士試験の受験科目である鑑定理論、民法、会計学、経済学、行政法規ですが、大幅な改正があった科目は

鑑定理論の平成26年、民法大改正の平成29年です。

それ以外の科目は大きな変更点はありません。

従って2017-2018年以降の予備校教材をヤフオクで購入して勉強をすることは有効と思います。

4年前の教材であれば、2-5万円程度で出品されていることもありますので、予備校に通う40万円以上の費用を考えれば圧倒的に安上がりとなります。

私は同じ戦略で様々な資格を取得していますので、大改正後の教材を安価で購入して勉強するという手法は一押しです。

このほかに以前ご紹介している副教材の書籍を使えば講義を聞かなくても十分に理解できるのではないかと思います。

鑑定理論の第六章などはイメージをつかむのに苦労した思い出がありますが、現在はSNSも充実していますし、聞いたら教えてくれる優しい先輩が多いというのも良い点です。

実際私が受験していたころは考えられなかった独学合格者の話もちらほら聞きますので、予備校がマストの資格ではなくなってきたのかなと思う今日この頃です。

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