欠陥住宅をつかまないために最低限必要なこと

不動産実務

こんにちは、不動産鑑定士のKanvasです。

今日は注文住宅を建てる際に、欠陥住宅をつかまないために最低限しておきたいことを解説します。

というのも、実は両親が30年ほどに建てた実家は、欠陥!と力強くは言えないレベルですが、いろいろと不具合のある住宅でした。

こちらは設計・施工は、誰でも知っている割と大手の不動産業者で、それなりに信用・信頼があり、当時でもそれなりに長い期間営業している会社でした。

しかし、実家では建築後5年とたたないうちに木部の腐食や天井のシミ・変色、外壁の剥離など負数の不具合が生じていました。

数千万の買い物ですから、事前に最低限の調査をしておきましょう。

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発注前

まず、設計会社・施工会社の評判を検索しましょう。現在ではGoogle検索のレビューでいくらでも評判を見ることができます。

実際、欠陥住宅を建ててしまうと、その後数百万円の修繕が余分にかかることも考えられますので、多少高くても評判の良いところにお願いしたほうが最終的にはお得になると思います。

もちろん、発注後に不備があれば瑕疵担保責任や品確法による保護もありますが、せっかくのマイホーム、ケチをつけたくないですよね。

また、保証期間内には影響しない不具合があることもあります。その場合は保証を得ることはさらに困難になるでしょう。

図面完成時

図面完成時には、建物に「点検穴」があるか、あるとしても人がきちんとは入れるだけのスペースが確保されているかを確認しましょう。

実家では点検港はあるものの、全然人が入れる大きさではありませんでした(笑)(のぞける程度これでは欠陥があっても壊さないと確認ができません。)

点検穴がないと、床下や天井裏の調査が簡単にはできない、メンテナンス性に欠ける住宅となります。

要は欠陥があっても見つけにくい家になるわけです。ここはしっかり確認したいところです。

施工中

施工中は設計通りに建物が工事されているかを確認することが主な目的です。

例えば、断熱材が気の枠組みの下まできちんと詰まっていなかったりすれば、結露の原因となり、木の骨組みが腐ったり、壁にシミができる原因となります。

そのほか、ひどい事例では、木枠を固定するボルトの位置がずれていて木枠を傷つけている事例などもあり、この辺りは素人目に見てもおかしいな。と思うものです。

実際の建設現場では現場監督が人手不足となっており、細部まで確認できていない事例もあるようです。(現場監督が一人当たり持っている現場は10現場ともいわれています。皆さんも仕事が並行して10個入ってきたら、てんやわんやになると思いますが、慢性的にそのような現場となっているようです。さらにデスクワークではなく、移動も伴いますから、現場監督の負担は相当なものと思います。)

よって現場監督がいるからと安心しないことも大切で、定期的に確認に行き、不良が発生しないように施主が見ているというプレッシャーを与えることも重要かと思います。

なお、これらはしっかりやろうとすると専門的な内容も多分に含むため、独立な第三者(建築士等)に点検の代行を依頼するのも有効です。

数万円の出費とはなりますが、住宅価格に占める割合を考えると微々たるものです。

一つの保険として検討するのがよいと思います。

施工後

施工後も安心してはいけません。引き渡しの際の点検では、しっかりと写真を撮っておきましょう。

いざというときに、引き渡し時にはこの状態だったという根拠を残しておくことが重要です。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

家を建てた後、こうしておけば・・・ということはよくあります。そして、建てた後では不良部分は壁の中にあり、気軽に見れないというのも、施工不良物件が量産される要因です。

多額の金額をかけて作る夢のマイホーム、最後まで気を抜かないことが大切です。

ひどい事例に遭遇している方がいましたらコメントを残していただけましたら幸いです。

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